魚忠お店探訪ブログ -番外編-
お待ちかね〜〜〜!!
お店探訪ブログ番外編!!
前回に引き続き、番次長の伝説をご紹介します!!
「酒肴や魚忠本店」の立ち上げ店長に抜擢された番さん。どうだったのでしょうか。
Q.居酒屋という新しい形態での立ち上げは、どうでしたか?
栄4丁目という好立地だったので、すぐに行列ができたんですが、
問題も多かったですよ。
はじめはお客さんが何人くらいきて、
どの料理がどれくらい注文されるかなんて想像がつかないじゃないですか。
すごくお客様を待たせてしまったり…なんてこともありました。
売り上げは良かったんですが、はじめの2年間は利益が出なかったですね。
苦しい時間でしたよ。
でも、だんだんスタッフも慣れてきて、
「3年目からは利益出すぞ!」って皆で盛り上がってきましたね!
Q.3年目からはどうだったんですか?
やる気満々になってた時に、また別の話が出てきたんです。
新たな居酒屋として錦三丁目に150坪もある「酒肴や魚忠錦店」がオープン!
僕がその店長を任されたんですよ(笑)。
錦ですよ。上下も前後も左右もほとんど飲食店だらけ…
同じ栄でも栄4丁目とは街が全然違いますね。
ヒマなときと爆発するときの落差が激しすぎます。
初めて満席になったときは嬉しくて感動しましたよ!
この落差は商売の厳しさを痛感させてくれます。
「商売してるんだ!」ってひしひしと感じました。
こんな刺激的な街はないですね!
そして、立ち上げから4年後の、2011年3月11日 東日本大震災。
錦の街も静かになり、7月には錦店を閉店することになったんです。
店長の僕は従業員の行き先が決まったら「辞めます」と宣言していたんですが。。。。
Q.それでも辞めなかったんですね?
八神さん―今の専務ですね―が僕を引きとめてくださって。
僕が考えた「サーモンカマの西京漬け」というメニューがあるんですが、
それを楽しみにしてるお客さまがいたらしく、
「サーモンのために朝からいらっしゃる方がいるから」と
僕に話してくれたんです。涙が出ましたね。
「これからそういう(惣菜の)ことをやっていきましょう」と言ってもらったので
引きとめてくれる他の従業員さんの気持ちも考えた結果、
一度辞めるといった手前カッコ悪かったですけど
「もう一回やらせてもらいます…!」
という結論を出しました。
Q.今は本社でどんな仕事をしてるんですか?
魚忠は店ごとに形態が違います。
動けるスタッフの数も違えば、お客さんの層も違いますから、
各店に合わせたメニューや、やり方を考えたりしますね。
本社の僕たちが「あれをやれ、これをやれ」というだけではなくて
各店の店長さんに好きな魚を仕入れてきてもらって、それを工場で焼き魚とか煮魚とかに調理してね、
好きな価格で店頭に並べてもらうんですよ。
そうすると自分の仕入れたものだから責任もあるし、結構みんなやる気を出してくれます。
仕事を押し付けるだけじゃなくて、それぞれの店舗の悩みを一緒に考えて、
一緒に解決できるような存在でいたいですね。
仲間を想うアツい気持ちと、お客さんに対する真剣さが
ビシビシ伝わるお話でしたね!
つもイキイキと働く魚忠従業員の皆さんの後ろには、
温かい支えがあったんですね。
番次長、ありがとうございました!
さて、次回はどんな魚忠人(うおちゅうびと)に会えるのでしょうか…?
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